日本の冬には欠かせない存在!
みんなが大好き、美味しいみかん。
冬と言えば、コタツにみかん・・・もはや様式美とも言える日本の情景ですが、私たちが通常「みかん」と呼んでいるのは「温州みかん」という、皮が柔らかく手でむける品種の柑橘類です。名前の由来は中国の柑橘の名産地である、浙江省温州市にあやかったものですが、原産国は中国ではなく日本だと言われています。江戸時代に薩摩(鹿児島県)で生まれた突然変異の種無しみかんが、温州のもののように美味しいということで「温州みかん」と呼ばれるようになったとか。そんな経緯もあり、英語圏ではこのみかんのことを「Satsuma」と呼ぶ(!)そうですよ。
「温州みかん」の中にも品種がたくさんあり、産地や栽培方法によってブランド化されているものもあります。本来の旬は冬ですが、現在ではハウス栽培の普及で周年出回っています。美味しいのはもちろんのこと、ビタミンが豊富に含まれているので、風邪の予防や疲労回復、美肌効果も期待できるのも嬉しいポイントですよね!