「純系アールスメロン」は、現在マスクメロンとして流通するアールス系のメロンの元となった品種です。
栽培が難しく流通量も少ないですが、純系ならではの強い香りととろける甘さは、一度は食べる価値のある特別な美味しさです!
新潟市白根地区は「フルーツ王国」
新潟平野のほぼ中央に位置する新潟市南区、白根地区は信濃川と中ノ口川という流量豊かな川が流れています。これらの河川は過去に何度も氾濫し、人々に数々の災いをもたらしてきましたが、それと同時に肥沃な土壌ももたらしました。その恵まれた土壌と、生産者たちの美味しい果物を追い求める姿勢が「フルーツ王国」白根を築き上げました。
日本のマスクメロンの源流
気高き「伯爵のお気に入り」
「よく、マスクメロンという名前を耳にしますが、実はこれは品種の名前ではありません。日本でマスクメロンと呼ばれているのは、大正時代にイギリスから輸入された「アールスフェボリット(Earl‘s Favourite)」という品種のメロン。
19世紀のイギリスで伯爵邸の農園で作られていたことから、Earl‘s(=伯爵の) Favourite(=お気に入り)と名付けられました。
伯爵が気に入るほどですので、強い香りととろけるような甘み、食感は他のメロンでは味わえない唯一無二の味わいです。
このアールスフェボリット種は、日本で栽培されるメロンの中でも最も栽培が難しい品種と言われ、苗床の作り方から温度や水、肥料、採種方法まで繊細な管理が求められ大変な手間を要します。現在、日本でこの「純系」のアールスフェボリットを栽培している生産者さんはほとんどいない、大変貴重な日本のマスクメロンの源流です。
ちなみに、現在マスクメロンとして一般的に流通しているアールスメロンは、このアールスフェボリットを栽培しやすく品種改良したものです。
過去から未来へ
「純系」を受け継ぐ白根の生産者さんたち
高級メロンとして知られるアールスメロン。その中でも栽培困難なのが純系アールス(アールスフェボリット)。
種子も一般には出回っておらず、栽培方法においても一般的な地床栽培ではなく、地表から果実を離す「隔離ベッド栽培」が必要で、生産者自身による採種が必要など、様々な気遣いと手間が求められます。
その特別な美味しさに惹かれ、新潟市白根地区の少数の腕利きがこの困難な栽培に取り組んでいます。
少量しか生産ができません。だからこそ出せる「純系」の香りと味わいを是非お楽しみください!
メロンは届いてからもなお美味しくなろうとしています!
アールスメロンは収穫後、お届けしてからも熟し、さらに美味しくなろうとしています。
この段階で冷蔵庫で冷やしてしまうと、美味しさの成長が止まってしまいますので、商品到着後は常温で保管し、追熟をさせてください。
ツルがしおれ、香りが強くなり、お尻の部分に弾力が感じられるようになると食べ頃です。
美味しく食べるためには「温度」にも気を配りたい!
あま~いメロンを100%楽しむためには、食べるときの温度にも注意してみてください!冷やし過ぎると甘みを感じにくくなってしまいますので、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れて、適度に冷やしてお召し上がりください。
とびきりジューシーでとびきり甘い白根のメロン。「適温で」存分に楽しんでくださいね♪
メロンの出荷時期について
天候や育成状況により出荷時期が前後する場合がございます。予めご了承くださいませ。
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お取り扱い期間7月下旬~8月上旬
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内容量2玉 約2.5kg ※1玉 約1.3kg
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産地新潟県 新潟市 白根地区
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配送方法通常便
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賞味期限追熟後はお早めにお召し上がりください