目にも鮮やかな紫色とシャキシャキした食感、さわやかな菊の香り、そしてほのかな甘みがサッパリとした美味しさです♪まだ食べたことがない方も、ぜひ一度新潟ならではの味覚をお試しください!
江戸時代から続く、新潟の郷土食「かきのもと」。
新潟では古くから菊を食用とする文化があり、その始まりは江戸時代と言われます。やがて水田の転作作物として栽培され、より花が大きく色鮮やかな紫色になるよう品種改良され、現在に至るまで郷土の味として楽しまれています。
どうやって食べるの?
基本的には花びらを摘み取って食べるのですが、残った花の中心(ガク)の部分も、素揚げや佃煮(酒、みりん、砂糖、味噌であまじょっぱく!)にするとお酒のお供に最適です♪
メインの花びらの方は、おひたしや和え物、天ぷら等がベストマッチ!さわやかな花の香りと、ほのかな甘み、シャキシャキの食感が楽しめます。 お米との相性も良く、巻寿司のネタやおにぎりにも使われています。
延命楽(えんめいらく)とも呼ばれる健康食品。
かきのもとは別名「延命楽」とも呼ばれ、視覚機能改善作用があるとされるアントシアニンや抗炎症作用、発がん予防作用があるとされるサポニン等の機能性成分や食物繊維を含んでいます。
食べ方の基本は茹でること。
でも茹で過ぎはNGです!
花ならではの鮮やかさも魅力の1つ。
黄色の食用菊もありますが、新潟では赤紫色をした「延命楽」という品種が一般的と言えます。
基本の調理方法は、ガクから摘み取った花びらを茹でることから始まりますが、茹で時間は20~30秒程で十分です。
また、茹でるお湯には少量の酢を入れます。これはお湯を酸性にすることでアントシアニン色素を安定させ、彩りを良くするためです。せっかく花を食べるのですから、目にも鮮やかに楽しみたいですよね!
茹で上がったら水気を切って冷まし、醤油を加えた出汁とあえればおひたしの完成です!
調理方法はこちらから!
- ①かきのもとのガクを残して花びらを摘み取り、さっと洗う(ガクを持って花びらを開くと簡単に綺麗に花びらが外れます)
- ②熱湯4リットルに対して大さじ1杯の塩と60~80ccのお酢を入れて沸かします
- ③熱湯に花びらを入れたらかき混ぜずに、ザル等を使って2回程度かきのもとをお湯に沈めたらお湯から上げます。かき混ぜない理由は、花が絡まり合うのを防ぐためです。
(茹で時間は20~30秒) - ④お湯から上げたら水にさらします。水切りはあまり絞らない方が食感や見た目を保てます。
- ⑤あとはおひたしや和え物に!巻き寿司のネタにしても美味しいですよ♪
詳しい解説や、レシピはこちらから!
かきのもとの茹で方&保存方法
かきのもとのオススメレシピ
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お取り扱い期間6月下旬~7月上旬、10月上旬~11月下旬
※夏の暑い時期は収穫がストップします。 -
等級/規格ハウス・露地栽培品 ※時期により電照栽培品になります
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産地新潟県 白根地区
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配送方法冷蔵便 ※時期により冷蔵便にて手配いたします
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賞味期限お早めにお召し上がりください